26.吉野
奈良 2016/10/25(Tue)
今日は雨。実家にかえってきたので朝食べるものがある!笑
準備をし吉野へ出発。1時間以上南下。
まずお世話になっている方にお会いする前に、吉野は和紙の里。
そんなこともしっかりしらなかったので、つくられている場所がどんなところか見ておくことに。JAPANESE TIPが紙のことだったり、全国のチラシなどをもらったり、各地の和紙を触ったりしていると、すごく 紙 というものに関心をもつようになった。
この地域は、和紙づくりから、割り箸づくりが盛んになって今ではつくっている場所がすくなくなったそうだが、今でも昔から伝統を引き継いでされているところがあるそう
坂をのぼっていったところにある、大きい家、それが福西和紙本舗だ。
吉野手漉き和紙には、千年以上もの歴史があるとのこと。今は6代目の方があとをつがれているとのことだが、ちょうど家を出られていて、奥さんから色々なことを伺うことができた。
忙しいところ中に入り、いくつか見せて頂くことができた。
ここでは和紙に使うノリとなるイモからつくられているそうで、干し方も昔ながらの天日干しにこだわられている。
この商品欲しいなーかっこいいなーと見ていると、せっかく遠くから来てくださったのだし、1つサンプルにさしあげます!と うれしー!!!
そしてこの説明書きかっこいいなー とみていると
これは木の上で天日干しするから、木のあくが染み出たものを つかっている
ということ。売り物にはできないけど、説明書きにはいいでしょ!と。
これをみて、涙が出そうなくらい感動した。
昔のやり方で、自然に沿って、つくられた和紙はすごく力強さと繊細さ、綺麗さを感じることができた。
今この方法でつくっているところがどれだけあるのだろう。
珈琲までいただいてしまい、すこし話をさせてもらった。そして名刺を交換して、また来ます!といいバイバイ。いきなりいったのにすごく丁寧に案内して頂きありがとうございます。
そして、吉野中央木材さんへ!ここがお世話になっている会社。
JAPANESE TIPのPOPの木をつくって下さっているところだ。
なぜここにつくってもらっているか? それは、自分が奈良出身ということ、
そして、この吉野の木というものが、酒樽、醤油樽など、食文化を支え、歴史をつくってくいたものだということを知り、是非ここ吉野の木でPOPをつくりたい!お店に置いて回りたい!という想いを相談していると
よし!協力しよう と立ち上がってくださったのが、ここなのだ。
このPOPだからお店に置くよ このPOPだからお金をはらって買い取ってあげるよ
このPOPだから と、なんどこのPOPに活動が支えられて来たか。
これからもよろしくお願いします。というのと、半周での旅の報告をした。
新たな追加分も、つくって下さっている。
ジャパンズチップ・・・おしい!笑
話をしていると、ちょうど今移築中という、東京の展示から帰ってきた家を案内してくださった。
たまたま台湾?かどこかの取材もきていて、大人数で川沿いでしゃべっていた。
こんなところ!泊まれたり、涼めたり、とこれから色々な使われ方が考えられていてすごく楽しみになった。この家がたつだけで、町の風景が変わるなー
そして、この家をたてられている工務店の方としゃべっていると、つかれている?すこし休んでいくか?
と声をかけて下さり、
最近吉野に出来た(こちらもその工務店の方がオーナーでたてられた)ゲストハウスへお邪魔させてもらえることに! 今ちょうど酵素風呂という木くずと米ぬかを発酵させたものへ足を入れ暖める ということをしているから入っていきなよ!
と言って下さった。
吉野中央木材さんにまたきます!これからもよろしくお願いします!と握手してもバイバイ!ゲストハウスへ(泊まらないけど)
ここ、三奇楼! 吉野もだんだん新しい建物や空間も出来て来て魅力的な町である。
そしてここの運営をまかされているのが、ねじまき堂という団体。
実はこの方々がかっこいい箸袋をつくっていたので、会いたい!とメールをおくっていたところだったのだ。なんという偶然!
ゲストハウスの中はこんなかんじ 木のあたたかさがつたわってくるつくり。
まずは酵素風呂へ そとにこんなビニールハウスがたてられており、案内して頂く
靴下を脱いで そとにいき
こう。発酵の匂いはするが(漬物のような)おどろくことにまぜると、あつくなる!!!
あつ!!ってなるくらい、温度が毎回たかくなる。発酵の力ってすごいな!!!!
とおどろきながら、しばらく足をつけながら、オーナーのお姉さんや、奥さんと一緒に世間話をして楽しんだ。
体はぽかぽかになり、じんじんとあったまり体がかるくなった すこし漬物のにおいはとれないが、まあそれもよしとするくらい気持ちよくなった。
そして、リビングにもどると、ねじまき堂さんがおられ、名刺交換
つくられているお箸の袋を見せてもらい、これを使って料理を出している飲食店がこの地域にあれば、最高なんですが、と相談。
すると、1つ使われている というお店を紹介くださったが、調べると、今は違うものになっていた。。さすがに高いのだろう、、、
残念だがしかたない、他にこの地域には絶対JAPANESE TIPに協力してくださるお店を探したくて(POPをつくってもらっている場所だから)いくつか箸袋を扱う飲食店情報を聞いておいた。そのお店今日はやっていなかったので、また出直すことに><
まあ、しょうがない、、、
そして、ここも吉野にある醤油、味噌醸造所を見学へ
今でも木樽をつかい、丁寧に丁寧につくられている。
日本といえば、発酵文化! 今日は吉野の和紙、木、発酵、すごくいいキーワードを知れた。これからも長くつきあっていきたい地域です。
そして作業をしに実家へかえる。良い出会いがたくさんありよかった。JAPANESE TIPのお店を探しにまた戻ってきます。
しばらく家で作業をして、今日は実家で就寝。 明日は家で作業! 日本の真ん中に家があってよかったーーー笑 ではまた明日!おやすみなさい。
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