秋田 / 食彩げんべい

【秋田県 / 仙北市 / 食彩げんべい】 

武家屋敷などある観光地にあるのにも関わらずこのお店はぜんぜん目立っていない。それが食彩げんべいだ。  

約100年前から駄菓子屋としてこの場所で営まれており、24,5年前に食彩げんべいとしてお店を始められたのだそう。 店主の佐々木政悦さんは飲食業で35年働いた後に、このお店の後を継がれ、3代目になる。お店の名前の由来は当時の佐々木家の息子さんの名前からなのだとか。  

佐々木さんは「安いものを高くお客さんにだすなんて、そんなことしたくない。」「原価で出しているものも多い。」と話す。そんな佐々木さんはよく市場に行き、新鮮な魚介類を仕入れてくるのだそうで、生ものはその時入った新鮮なものだけ。  

お酒はとにかく安い。佐々木さんは「このお店はお酒を売るお店じゃなく、料理を売るお店。」と話し、町の人相手に、地元の人がおいしいもの食べたい!と来てくれるお客さんをもてなされている。 観光客は多い場所だが、観光客相手ではなく、そして利益目的でもなく、本当においしいものを地元の人へ。 そんな佐々木さんの想いに地元のお客さんから、隠れたお店として愛され続けている。 そんな食彩げんべいに是非! 

■お店の場所

住所:秋田県仙北市角館町中町-8 

電話:0187-55-4205

JAPANESE TIP

(ジャパニーズチップ) 食事の席でつくられた箸袋の造作物をTIP(感謝のしるし)だと見立てる試み