福島 / 信夫山文庫

【福島県 / 福島市 / 信夫山文庫】

市街から少し離れた信夫山に神社が。そしてその参道に本カフェ信夫山文庫はある。 

「前のお店の時からよくこの場所に来ていて、すごくいいと思っていた」と話す司書のブン子さん。昔は田楽屋さんだったこの場所が使われなくなったのを知り、もともと本が好きで、本の仕事をしていた経験を生かし1年前にこのお店をはじめられたのだそう。  

神社に行く人や、花見にきた人、田楽屋さんの時のお客さんも懐かしんで来てくれるのだそうで、お店は基本的にその当時のまま。 家族で本を読みに来たり、1人でゆっくりしに来たりと、老若男女様々な人が訪れる場所になっている。  

名前の由来は場所の名前と、なにをやっているかが分かるのが一番だということで、信夫山文庫になったのだそう。 人が本を呼んでいる姿を見るのが好きだというブン子さん。 「どんなお店にしようかと悩んでいると、たまたま見つけたこのマンガのワンシーンに惹かれ、これだ!と思った。」「好きなところで好きなように本を読んで欲しい」と話す。 

始めは本の貸し出しはしていなかったが、家でも続きをゆっくり読みたい人が多くなり、本の貸し出しも始められたのだそう。 広々した素敵な空間に惹かれ、コンサートやライブを開きたいとお客さんからの持ち込みイベントもだんだん増えて来たのだとか。 ふらっといつのまに入って本を夢中で読んでいる。そんな本好きにはたまらない空間、信夫山文庫に是非! 

■お店の場所 

住所: 福島県福島市大明神6 

電話: 024-534-2558

JAPANESE TIP

(ジャパニーズチップ) 食事の席でつくられた箸袋の造作物をTIP(感謝のしるし)だと見立てる試み